2022年からキャンプ業界へ本格進出したワークマン。CAMMOCでは当時の新作発表展示会からキャンプエリアのスタイリングや、PR監修など携わらせていただいています。
●2022年2月22日キャンプギア本格展開&春夏新製品発表会
ソロ、デュオ、ファミリー、ツーリングと4グループに分かれたキャンプサイトのスタイリングを担当。約130アイテムをそれぞれのキャンプシーンに合わせてコーディネート。
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●2022年9月14日秋冬新製品発表会「なるほど!ザ・ワークマン」
春夏と同様、全キャンプサイトのスタイリングを担当。
●2023年春夏新作キャンプギアPR監修
ワークマンのECサイトに掲載される春夏新作キャンプギア撮影のスタイリングを担当。
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そして今回「ワークマン2023年春夏新製品発表会」では、展示会初となる防災関連ブース「もしもワークマン」を監修させていただきました。展示の様子を含め、ワークマンで見つけた防災に役立つアイテムを紹介します。
展示会では「もしもハウス」と題したおうちを再現。家の中の安全対策について、場所ごとにポイントを紹介しました。
避難口となる玄関。倒れてドアを塞いでしまいそうなモノやワレモノなど、危険物の配置は避けて家具の転倒防止対策を徹底しましょう。
持ち出し可能な避難バッグや、救出作業に必要な工具などを備えておくと、いざという時に安心です。
アイテム:ヘルメット、LEDランタン、セーフティーシューズ、パラフィン帆布スクエアショルダー、ピックアップボストンキャリーなど
家族が集い、モノが散乱しがちなリビング。日頃から整理整頓を心がけましょう。
防炎加工のカーテンや、割れにくく軽量の照明・置物を選び、窓には飛散防止フィルムを貼りましょう。
(※一部ワークマン製品でないアイテムも展示しています。)
就寝中の災害を想定して、家具の配置を工夫し固定。安全の確保と、避難に必要となる道具の見直しをしておきましょう。
一例として、【備蓄水、備蓄食、常備薬、ライト、ホイッスル、携帯電話、充電器、ラジオ、簡易トイレ、その他自身の必需品】など。避難バッグや避難靴を常備しておくとなお安心です。
ちなみに、ベッドの上にあるクッションの中身は何かわかりますか?答えは、横に置いてある寝袋です。もしもに備えてしまいこむのではなく、インテリアとして日常使いすることでいざという時もパッと取り出せるようになります。
避難靴も外履きに限らず、お気に入りのシューズに「踏み抜き防止インソール」を中に忍び込ませば、セーフティーシューズへと早変わり。
アイテム:ヴァリアブルランタンライト、ジョイントバックパック、アルミフュージョンダウン+シュラフ、トレッドモックスローアウト、踏抜防止インソール
(※一部ワークマン製品でないアイテムも展示しています。)
過酷な状況に対応するワークマンの高機能ウエア。雨にも火にも負けないFLAME-TECK®︎、ファンやヒーター機能を持つ空調ウエアWind-Core、防臭・抗菌などの機能的インナーなど。現場で長年愛用されている信頼と実績のあるウエアは、どれも心強いアイテムのひとつです。
さらに防水素材のバッグやレインウェア、カッパ、ヤッケ、レインシューズ、ブーツなどもお手頃価格で豊富に揃っているので、ぜひ店頭でチェックしてみてください。
(※一部ワークマン製品でないアイテムも展示しています。)
包丁や割れ物など危険物が多いキッチンは、常にしまう収納を意識。電子レンジやトースターなどの家電にも耐震グッズを活用し、避難動線を確保しましょう。
備蓄している食料、水、日用品など日常的に消費と買い足しを繰り返す[ローリングストック]を取り入れることで、期限切れや定期的な見直しの手間が省け、無理のない備えが続けられます。なかでも、私たちが普段から愛食している「ドライフード」はとてもオススメです。
防災グッズとしても役立つキャンプ用品。日頃からキャンプやお庭で扱い方をマスターしていれば、もしもの時もあわてずに使うことができます。
キャンプの道具や知識は防災に役立ちます。キャンプ場でなくても庭や部屋にテントを張りランタンの明かりで一晩過ごすだけでも発見があるはず。楽しいキャンプが命を守る力に繋がります。
アイテム:BASICドームテント、セパレートインフレーターマット、3Mレジストスリーピングバッグ、アルミローチェア、ジュニアサイズチェア、ヒカルソラランタン、フォールディングスクエアグリル、焚き火耐熱シート、薪ハサミ、ファイアースターターなど
今回紹介したアイテムも含め、ワークマン製品は「防災専用」ではありません。ですが、安全グッズや高機能ウェアは、現場で長年愛用されている信頼と実績のある製品ばかり。逆に、防災用品として売られている中には使い捨てのため1度も使わずにしまいこみ、いざと言う時にスムーズに使いこなせないアイテムも。
「防災専用」と言われるモノ以外にも、防災に役立つモノは沢山あります。ぜひ日常の中で取り入れられる、自身に合うアイテムを探してみてください。
その際、気にかけて欲しいことがあります。防災専用ではなく代用可能なもの、またはライフハック的な技は、もしもの時に携帯性や耐久性などが「最適」ではない可能性もあります。
大切なのは、表記に捉われずその製品について自分でよく調べ、実際に使い、自分にとって最適かを知ることです。そのためにも、キャンプで防災用品のシミュレーションをするのがオススメです。これは役立ちそう!と気になるものを見つけたら、ぜひ次のキャンプで試してみてください。